新年会開催

 日本推理作家協会新年会が、一月二十九日(月)午後六時より、神田神保町の日本出版クラブにて開催された。
 道尾秀介事業担当理事の司会進行で登壇した貫井徳郎代表理事は、「リアルで集まれる場を三年ぶりに開くことができた。会場内で、初めまして、久しぶりですという挨拶が聞けると主宰者側として嬉しい。コロナ禍で中止になる前は、前年の新人賞受賞者の自己アピールの時間を作っていて好評だった。今回はそれを復活させることにした。三年分の新人賞受賞者が集まったため、アピールする人数が多いので、サクサクと進めたい。皆さまもお楽しみいただけると思う」と挨拶。
 続いて登壇した逢坂剛氏の「出版業界は不況と言われるが、ミステリーの世界はその中でも健闘している。皆さん頑張っていきましょう。乾杯挨拶は会場内最長老者が務める慣習があり、今回は辻真先さんがいらしてないので私になったが、あと十年くらいは務めるつもりだ」というユーモアあふれる発声で乾杯し、歓談に移った。
 会場には自己アピールに参加する新人のためのコーナーが設置され、著作やフライヤーなどが置かれ、多くの参加者が見入っていた。午後七時ごろから自己アピールが始まり、二十名の新人作家たちが次々と登壇し、短い時間ながらしっかりと自己・自作アピールをくり広げ、場内から大きな拍手を受けていた。
 百八十名を超える出席者による熱気は、午後八時の閉会まで続いた。

登壇新人作家(五十音順)
 青波杏、麻加朋、東圭一、大谷睦、亀野仁、小西マサテル、柴田祐紀、白川尚史、白木健嗣、須藤古都離、千葉ともこ、人間六度、原浩、真下みこと、松樹凜、三上幸四郎、溝淵久美子、宮園ありあ、桃野雜派、弥生小夜子の各氏。

※当日配布した式次第(登壇新人作家略歴掲載)のPDFデータをご希望の方は、事務局までお知らせください。