一般社団法人日本推理作家協会

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第77回日本推理作家協会賞受賞作決定

第77回日本推理作家協会賞の受賞作が決定いたしましたので、お知らせします。

長編および連作短編集部門
『地雷グリコ』青崎 有吾 (KADOKAWA)
『不夜島(ナイトランド)』荻堂 顕 (祥伝社)

短編部門
「ベルを鳴らして」坂崎 かおる(講談社『小説現代7月号』)
「ディオニソス計画」宮内 悠介(東京創元社『紙魚の手帖vol.14』)

評論・研究部門
『ミステリ・ライブラリ・インヴェスティゲーション
戦後翻訳ミステリ叢書探訪』
川出 正樹(東京創元社)
『江戸川乱歩年譜集成』中 相作・編 (藍峯舎)

試行第二回翻訳部門
『トゥルー・クライム・ストーリー』
ジョセフ・ノックス 池田 真紀子 訳(新潮社)


選考委員(敬称略、五十音順)
長編および連作短編集部門
芦辺 拓、宇佐美 まこと、喜国 雅彦、月村 了衛、葉真中 顕

短編部門、評論・研究部門
今野 敏、柴田 哲孝、恒川 光太郎、湊 かなえ、柚月 裕子

試行第二回翻訳小説部門
阿津川 辰海、斜線堂 有紀、杉江 松恋、三角 和代、三橋 曉

協会員の皆様へ

「立場が弱くて交渉できない」「法的なことがわからない」などの悩みを抱えたことはありませんか? 出版社とのトラブルであれば当協会が間に立って仲裁することもできますが、それも話し合いで済む段階の話で、訴訟沙汰になれば弁護士さんの力を借りるしかありません。まして相手が出版社以外、テレビ局や映画会社、映像製作会社である場合は、当協会の仲裁も意味を成さない可能性が高くなります。
 そこで、法的なトラブルを抱えたときに弁護士さんにコンタクトしやすくなるシステムを構築することにしました。力になってくれる弁護士さんを募り、リスト化しておくので、当協会に相談していただければ無償でご紹介できます。
 ご支援いただける弁護士さんの募集・リスト化は随時進めてまいります。トラブルなどないことが一番ですが、もし巻き込まれてしまった際には、そうしたシステムがあることを思い出し、当協会事務局までご相談ください。

会報2024年4月号を更新しました

2024年4月号を更新しました。

会報2024年3月号を更新しました

2024年3月号を更新しました。

第77回日本推理作家協会賞概要

選考会日時
2024年5月13日(月)15時より

選考委員(敬称略、五十音順)

長編および連作短編集部門
芦辺拓、宇佐美まこと、月村了衛、葉真中顕、喜国雅彦

短編部門、評論・研究部門
今野敏、柴田哲孝、恒川光太郎、湊かなえ、柚月裕子

候補作(五十音順、敬称略)

〈長編および連作短編集部門〉
『地雷グリコ』青崎 有吾(KADOKAWA)
『アリアドネの声』井上 真偽(幻冬舎)
『焔と雪 京都探偵物語』伊吹 亜門(早川書房)
『楽園の犬』岩井 圭也(角川春樹事務所)
『不夜島(ナイトランド)』荻堂 顕(祥伝社)

〈短編部門〉
「一七歳の目撃」天祢 涼(別冊文藝春秋3月号掲載)
「夏を刈る」太田 愛(光文社『Jミステリー2023 FALL』収録)
「消えた花婿」織守 きょうや(オール讀物7月号掲載)
「ベルを鳴らして」坂崎 かおる(小説現代7月号掲載)
「ディオニソス計画」宮内 悠介(紙魚の手帖vol.14掲載)

〈評論・研究部門〉
『舞台の上の殺人現場 「ミステリ×演劇」を見る』麻田 実(鳥影社)
『ミステリ・ライブラリ・インヴェスティゲーション 戦後翻訳ミステリ叢書探訪』川出 正樹(東京創元社)
『江戸川乱歩年譜集成』中 相作・編(藍峯舎)
『謎解きはどこにある 現代日本ミステリの思想』渡邉 大輔(南雲堂)

昨年より試行を開始した翻訳部門についても昨年同様、今年も他三部門と同日に選考会を行います。

試行第二回翻訳部門選考委員(敬称略、五十音順)
阿津川辰海、斜線堂有紀、杉江松恋、三角和代、三橋曉

〈試行第二回翻訳部門候補作〉(翻訳者五十音順、敬称略)
『厳冬之棺』 孫 沁文・著 阿井 幸作・訳(早川書房)
『トゥルー・クライム・ストーリー』
ジョセフ・ノックス・著 池田 真紀子・訳(新潮社)
『頰に哀しみを刻め』
S・A・コスビー・著 加賀山 卓朗・訳(ハーパーコリンズ・ジャパン)
『哀惜』 アン・クリーヴス・著 高山 真由美・訳(早川書房)
『死刑執行のノート』 ダニヤ・クカフカ・著 鈴木 美朋・訳(集英社)

また、受賞作の決定後、記者会見を同日18時より行います。

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