特別展「巨星・松本清張」のお知らせ

 日本推理作家協会は、三月十六日(土)~五月十二日(日)の会期で県立神奈川近代文学館にて開催中の、特別展「巨星・松本清張」の後援をしております。
 詳細は、健さんのミステリアスイベント探訪記 第85回でも紹介しておりますので、ご覧ください。
 ご興味ある方は、ぜひ足をお運びください。
〈松本清張展概要〉
 戦後日本を代表する作家・松本清張(一九〇九~一九九二)。その作家人生は、四十歳を過ぎてから始まりました。懸賞小説に応募した「西郷札」が入選、直木賞候補に、さらに「或る『小倉日記』伝」で芥川賞を受賞。一九五八年には『点と線』『眼の壁』が大ベストセラーとなり、一躍人気作家となります。
 後半生にあたる約四十年間、多岐にわたるジャンルで精力的に筆を執り続け、「ゼロの焦点」「砂の器」、時代小説「かげろう絵図」、ノンフィクション「日本の黒い霧」「昭和史発掘」、古代史論考「古代史疑」清張通史」などの代表作を生み出しました。本展ではその多彩な作品世界を紹介するとともに、清張が照らし出した<時代>を振り返り、現代を生きる私たちへのメッセージを探ります。