麻雀

第二十九回麻雀大会の報告

小沢章友

 一月二十七日(土曜日)、日本推理作家協会主催による、恒例の第二十九回親睦麻雀大会が開催された。場所は、銀座一丁目にある「柳」本店。午後二時に参加者三十二名が集合。井沢元彦氏の欠場のために、大会委員長を引き受けていただいた大沢在昌氏の挨拶と号令により、戦いが始まった。
 雀卓八卓による四回戦がくりひろげられたが、栄えある優勝者となったのは、角川文化振興財団の宍戸氏だった。実に四回戦のすべてを、雀卓一位で突っ走る、記録的な勝ち方で、二十四万八千八百点の高得点を得て、黄金の優勝杯と一位賞品のタブレットを手にされた。
 佐野洋氏を讃え、女性の最高点者に 贈られる「佐野洋杯」は、徳間書店の村山昌子氏が獲得した。
 ベストテンは、以下のとおり。二位、宮内氏。三位、村山氏(徳間書店)。四位、権田氏。五位、庄村氏。六位、小沢。七位、伊藤氏(集英社)。八位、誉田氏。九位、鳥羽氏。十位、兼田氏(PHP出版社)。
 なお、この麻雀大会は、来年も一月の最終土曜日に開催される予定であり、われこそはと思われる協会員、賛助会員のかたはふるって参加くださるようお願いしたい