ハガキ随想

サラリーマン作家の終焉(冷やかし)?

鳴海風

 平成二十六年三月で、三十四年間勤務した会社を定年退社した(ご苦労様)。東野圭吾元理事長が働いたことのある会社である(ホント?)。元理事長は三年後輩として同じ部署に配属されてきて、私より先に作家としてデビューして退社(さぞ悔しかったことでしょう)。私ものちにプロデビューしたが、元理事長の活躍に圧倒されて退社できないまま二十二年間が経過した(長すぎない?)。
 とりあえず収入を得るため人生初のハローワーク通い(あれ?)。でも、やはり作家に専念するのが本筋だと思い直してキーボードへ向かった(当然でしょ)。ところが、舞い込む仕事は、会社経験を生かした仕事ばかり(まさか?)。気が付けば、会社の仕事の延長つまり本名の仕事と作家業つまり筆名の仕事の両方をやっていて、退社前より忙しい(何それ?)。
 少子高齢化が急速に進展しています(知ってるよ、そんなこと)。年金受給年齢はどんどん遠ざかっていきます(…無言)。定年が死語になる日がやって来ます(やば)。
 そこで宣伝です(言いたいのはこれか)。和算小説だけではなく、歴史ノンフィクション、児童文学、さらにビジネス書そして講演・セミナー講師と「人生定年なし時代」を先取りしますので、今後ともよろしく(すご)。